医師が不動産投資を始めるための4つのステップ
これから不動産投資を始めようと思った方でも「具体的に何から始めれば良いのか」が分からない方も多いかと思います。今回は不動産投資をこれから始めるたいという方に向け、物件購入までの主な4つステップをご紹介します。
1. 不動産投資をするための目的を明確化させる
まずは不動産投資をするための目的を改めて明確化させましょう。
副収入を得ることを主目的として始めるのか、節税対策として行うのか、あるいは老後の資金確保として不動産投資に挑戦していくのか、といったことをイメージします。そこから投資金額はどれぐらいで、どれだけの収入を得ようと考えているのか、ご自身が思ったことを具体化させていきます。
2. 物件の情報収集
不動産投資の目的を明らかにさせたら、その目的に合わせたマンションを探していきます。
例えば大きな副収入を見込みたいのならば利回りの高い中古マンションを選びます。老後でも安定した収入を求め長期的な投資をしていきたいのなら、利回りが低くても耐用年数の長い新築マンションを選ぶなど、候補を絞っていきます。もちろんこれは一例に過ぎませんが、不動産投資の目的が明確化したことで、理想の物件に出会いやすくなるはずです。
気になる物件を見つけたら、その物件を販売している業者に問い合わせ、細かな資料を請求します。これを繰り返し比較していき、数件ほど候補の物件を見つけてみましょう。候補の物件がピックアップできたら、ここで物件の現地見学をしていきます。
現地見学をする際は、建物の内覧だけでなく、その地域の周辺の調査も必ず行いましょう。周りの環境も踏まえ、ご自身が住みたいと思えるかどうかが大切です。可能であれば周囲のマンションの入居情報も把握してみるようにしましょう。その地域の人の流れが分かるようになるため、非常に効果的です。
3. 収支計画・資金計画を始める
ここまでで購入したい物件を決めることができたら、業者に収支計画書の作成を依頼します。入居者に対し、どの程度の家賃を提示すれば収支が見込めるのかを把握するようにしましょう。
収支計画書ができたら、その資料を融資を受けたい金融機関へ持っていき、融資担当者に不動産投資の内容を伝え、融資が可能であるかを確認します。
4. 売買契約・賃貸管理契約を結ぶ
無事融資を受けることが決まったら、いよいよ売買契約です。物件を管理している業者が仲介してくれるケースが多いため、当日は契約書を確認し署名と捺印だけで完了しますが、しっかりと内容を読み込み納得のいくものであるか確認しましょう。
売買契約を結んだら次はどこの不動産会社に入居者を募集してもらうべきか検討します。賃貸物件として貸し出す場合や、管理業者へ管理を委託する場合など、条件や不動産業者によって管理費用が大きく変わります。この条件によって年間の収入に大きく関わるため慎重に検討することが大切です。ここから入居者が見つかれば、入居審査を経て、正式に入居確定となるのです。
まとめ
不動産投資を始めるためには物件探しなどの作業も必要となりますが、希望の物件を見つけることができれば、業者の方にお願いして進めることができます。正しい手順を把握し、不動産投資に挑戦してみてくださいね。